コラーゲンの知識

コラーゲンが減少すると、シワが増えるようになります。

 

 

コラーゲンは年齢と共に減少する

 

コラーゲンは実は50歳を過ぎるとほとんど生まれてこないのです。
ショックです。人間の肌の奥にはコラーゲンという線維状のタンパク質があります。
そしてこのたんぱく質の線維がネットワーク上になって肌の弾力を維持しているのです。
このコラーゲンはもちろん新陳代謝はしています。しかし、そのスピードは非常にゆっくりです。
生まれ変わるには2〜6年もかかるのです
肌、特に顔の部分の肌は、いろいろなストレスに晒されています。
 
日中は外出すると紫外線などに晒されて、日々傷みます。
そのうえ、表情によって同じ部分が繰り返し折りたたまれます。
そうなると、シワが多くなるのも当然でしょう。
例えば、革靴やグローブなどでは使っているうちに、癖がついて皺が発生します。
これを防止するには、クリームを塗って手入れをします。
同様に、人間の肌にもいろいろ塗ってお手入れをすることになります。
しかし、それにも限界というものが存在します。
 
そして、人間は50歳ごらまでにはコラーゲンが新しく生まれる事がほとんど
無くなってしまうのです。
つまり、50歳を過ぎると新陳代謝をしない肌と今後30年くらいは過ごさないといけないのです。
その期間何とか肌の劣化を抑える事をしないといけない訳です。
 
では、何で50歳を過ぎるとコラーゲンが再生されないのでしょうか?
 
@コラーゲンを生み出すには、成長ホルモンやエストロゲンなどコラーゲンの原料となる成分が必要です、加齢によってこれが極端に減ってしまう事が原因です。
 
Aコラーゲンには線維芽細胞というコラーゲンを生み出す細胞があります。
 この細胞自体が退化して働きが極端に低下する事がもう1つの原因です。
 

コラーゲンが減るとシワが多くなるのは何で?

 

では、何でコラーゲンが減るとシワが多くなるのでしょうか
 
実際は、減ると表現するより、変質するといった方が解りやすいと思います。
化学的な話になってしまいますが、「メイラード反応」に似た現象が起こっている
と、考えられています。
 
「メイラード反応」とは、肉などを加熱すると固くなります。
この反応と似ているのです。
 
肉も魚も生の時は柔らかくなっています。しかし、焼き肉の様に焼いたりすれば
ぼろぼろに固くなってしまいます。
人間も赤ちゃんの肌は凄く水水しく柔らかいが、老化すると固くなる。
同じ理屈です。
 
人間の身体はエネルギー(脂肪や炭水化物)を燃やしているわけで
この熱変化が体内で起こっている訳です。
 
この熱変化が体内のタンパク質に影響する訳で、生き物は全て同じです。
つまり乾燥ではなく化学変化でシワが出来ると考えて間違いありません。
 
こうなると、保湿力が抜群の化粧水を塗り込んでもシワは治りません
 
もう1つのコラーゲンが変性する問題としては、「架橋形成」という問題もあります。
これはコラーゲンの間に橋が出来るという化学反応の事をさします。
これは、赤ちゃんの肌はスベスベで綺麗です。しかし柔らかすぎるので、簡単に切り傷が出来たりします。年齢を重ねると肌の間でコラーゲンの橋が出来てきます。
そしてコラーゲンの線維はネットワークを作り肌はどんどん丈夫になります。
 
普通人間は16歳から20歳で大人になります。
身長の伸びも止まります。しかし、このコラーゲンの橋を作るのは止まりません
 
50歳になっても止まりません。肌は丈夫になるのを通り越して固くなりすぎます。
そして弾力を失って笑ったときのシワももとには戻らなくなります。
こうして、50歳を過ぎるとどんどんシワが多くなってしまうのです。

 

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