コラーゲンの迷信

コラーゲンを飲んだり食べたりすればシワが取れる?

 

「飲むコラーゲン」「コラーゲンがたっぷり入ったサプリメント」なんてTVCM
が花盛りですね。
確かに50歳を過ぎるとコラーゲンが変質してシワが多くなるのは事実です。
その為、足りないものは何でもサプリメント・・という風潮が広がっています。
でも、それで良いのでしょうか?
「セラミドが不足しているからセラミドを食べる」
「コラーゲンが不足しているからコラーゲンが沢山含んだ食材を」
 
たしかに、鶏の手羽先がコラーゲンが沢山含んでいるというんで、一時期大流行した事がありました。
でも手羽先を沢山食べて顔のシワが取れた人っていますか?
実は、人間の身体ってそんなに簡単には出来ていないのです。
セラミドもコラーゲンも所詮はタンパク質です。
コラーゲンを食べても消化の途中で分解されてしまってアミノ酸に変形してしまいます。
又、コラーゲンは分子が大きいので腸壁からの吸収も期待できません
 
つまり、いくらコラーゲンを摂取しても(飲んだり食べたりして)体内のコラーゲンは増えないのです。
コラーゲンの原料を摂取すれば体内でコラーゲンが作られるのではないか?
とも考えられます。しかし、人間の身体というものはそんなに簡単ではありません。
20歳代のころは、食べれば筋肉の成長になっていましたが、40〜50歳代になると幾ら肉などを食べてタンパク質を吸収しても筋肉はほとんど付きません、
コラーゲンも同じ理屈です。
 
だから、コラーゲンのサプリメントなんて全く意味がないのです

 

コラーゲンを増やす化粧品って

 

顔のシミはコラーゲンも減少の変性が原因で乾燥ではありません。
又、コラーゲンを摂取しても消化の途中で変化してしまうので、これも
意味はありません。
世の中には「塗るコラーゲン」という化粧品があります。
それでは、肌に直接塗り込めば効果があるのでしょうか?
実はこれも全くナンセンスなのです。
コラーゲンは分子が大きく腸壁から直接吸収もできない位なので
直接肌に浸透何てしません。
又、浸透しても実は自分のコラーゲンではないので定着はしません。
元々、人間の身体は自分本来のものしか受け付けないのです。
野球の投手が肘の靭帯を傷めた時、自分の身体の他の部分の細胞を
移植手術します。自分の身体の一部だから受け付けるのです。
 化粧品のコラーゲンは元々は動物から採ったコラーゲンなんです。
鮭の骨や皮にコラーゲンが多く含まれる事が判ったので、良く使われています。
又、植物性のコラーゲンはどうか・・ですが、実は動物のコラーゲン以上に
相性は悪いようです。
同様にコラーゲン注射なんてものもあります。
主にプチ整形に使われています。このコラーゲンは主に牛から摂取された
コラーゲンを用いています。
しかし、この場合も自分のコラーゲンではないので、やがて身体の外に排出
されてしまいます。
以上の様に化粧品に入っているコラーゲンって全く意味のないものです。

 

では、何で化粧品メーカーはこんなものを作っているのでしょうか>
化粧品のコラーゲンって実は肌の保湿には効果があります。
肌の角質層の水分を保つのに良い作用があるので、この為に使われています。
しかし、実際には保湿力に関してはセラミドにはかないません。
セラミドは高いので、安価なコラーゲンの保湿化粧品で代用しているに過ぎません。

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